はままつエシカルビジネス会議 調査報告&第1部
先週末、「エシカルビジネス会議」が浜松で開催されました !
静岡文化芸術大学・下澤教授 &はままつフェアトレードタウンネットワーク主催で、エシカルビジネスの実践者と関心のある方たちが集まり、想いを分かち合いエシカルの輪を広げることを目的に開催されました。
今回、経験交流会セッション第2部で、フィリピンのココナッツオイルやシュガー等を展開されているSUNSHINE VERDE ISLAND (サンシャインベルデアイランド)永吉真弓さんの聞き手として参加させていただきました。
はじめに、静岡文化芸術大学・下澤教授による「フェアトレードからエシカルへの道 浜松とイギリスの調査から」というテーマで調査報告がありました。
「フェアトレードタウン」「フェアトレード大学」「エシカル消費・ビジネス」等のキーワードについて、その歴史を含め今日までの流れ、またイギリスや浜松での動きについて大変分かりやすく説明してくださいました。
「フェアトレードタウン」とは、主に製品を適正な価格で購入することを目的とした商品の利用を促進しているとして認定された都市のこと。2001年にイギリスで始まった運動で現在日本国内では、熊本市、名古屋市、そして逗子市が認定されています。また、「フェアトレード大学」もフェアトレードタウンの運動と連動しながら、地域のフェアトレード運動を推進している大学としてイギリスで170ものフェアトレード大学が存在しているそうです。
そして今、浜松でもフェアトレードタウン(エシカルタウン!)になれるよう活発に取り組みがなされています。
今回、フェアトレードをはじめ環境や生産者に優しい経済活動である「エシカル」を「社会への配慮」「環境への配慮」そして「地域への配慮」と大きく3つに分けて、大きくなりがちなテーマを整理して説明いただきました。
そのことで、いわゆる「生産者の生活のため」に、という支援的な発想や立場の垣根を越えて「私のため、地域のため、そして世界のため」とより包括的なアプローチを皆で一緒に考えるきっかけをいただいたように思います。
その後「経験交流セッション」では、実際に様々な形でエシカルビジネスをされている方たちによるお話がありました。
セッション1は、15年もオーガニック・フェアトレード・地産地消の商品を販売、更にレストラン・カフェを経営されている「すいーとまむ」さんによるトークセッション。
「Natural Foods Deli & Cafe「すいーとまむ」の15年から学べること」というテーマでのお話でした。
経営が困難だった時のこと、その頃ご家族でも大変なことがあったこと。
一日一日を生きるのに精いっぱいだった中で、ただただ「まっとうな食べ物」を提供していきたい。という真っすぐな想いで様々な困難を乗り越えてこられたこと。
親子で登壇されていて、飾らず誠実に語られている姿が印象的でした。
同時にセッション2では、ひかり農園さんによるお話「未来型農業で命を守る食べ物をつくるひかり農園」。農作物は「商品」ではなく「いのちの食べ物」と考え、20年以上も前から有機農業を続けておられます。
有機栽培による安全な野菜をより多くの人に安心して食べてもらいたい。
地域の環境と将来を考えた長年の取り組みについてのお話に、皆さん聴き入っていました。
この後、第2部へとセッションは続きますが!、長くなってしまったので、続きは次のブログにてお伝えしますね!
(師走のお忙しい中、最後まで読んでくださりありがとうございます!)
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*今週、「幸せの経済学」映画鑑賞会が浜松で開催されます!
ぜひチェックしてみてくださいね♪ ↓↓
・12月16日開催→ https://www.facebook.com/events/1670496096614558/
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