はままつエシカルビジネス会議 第2部
先週末に開催された「はままつエシカルビジネス会議」
第2部でも、引き続き、エシカルビジネス実践者の事例紹介が続きます。
今回は、「海外の現場で商品を生み出すドラマを聞く」と題して、SUNSHINE VERDE ISLAND さんのお話を聞き手としてファシリテートさせていただきました。
フィリピンの人たちのあたたかさに触れ、フィリピンが純粋に好きになったと言う永吉さん。
何かこの人たちと人や地球に優しいビジネスができないかと考えます。
思い立ったその時から、何度も現地を訪ね、ビジネスの実現に向けて動き出します。
様々な困難を経て、今はようやくココナッツオイルやシュガーを扱うビジネスを現地の農家さんと共に協力しながら展開されています。
何も分からず輸入手続きを全てご自身でされてきたこと。
やっとの思いで現地パートナーの方とめぐり合えても、商品にバラつきがあり品質管理にご苦労されていることや日本での販売に日々奮闘されている点。
現在に至るまでのストーリー含めお仕事のリアルなお話しをしてくださいました。
JOËLの仕事と共通する点も多く、励まされる想いでご一緒させていただいておりました。
同時に隣の部屋では、クライネスカフェさんの「クライネスカフェ立ち上げ物語を聞く」というテーマでセッションが開催されていました。
スイスで10年以上の海外生活を経てから、カフェ立ち上げストーリーを紹介してくださいました。
「地元産品で商品開発をしたい」と想いを語られていました。
JOËLの商品も展示販売させていただき、お客様に実際に触れていただきました ♡
全ての事業者の方に共通していたことは、「生産者」「事業者」「消費者」の垣根を越えた「人と人とのつながり」を大切にしていく中で、試行錯誤の中、築き上げられたビジネス。
ビジネスというよりもむしろ「人生」そのものという言葉の方が表現できているようにさえ感じました。
そして、関わる人たちと共に育まれた”想い”から創られた ”ビジネスのあり方”
「行き過ぎた資本主義」に対して、今私たち一人ひとりが肩に力を入れず、気難しい顔にならずに、日々の暮らしの中で共に楽しみながら「より人間らしいシステム」にちょっとずつ近づけることができる。
それが「エシカルビジネス」「エシカルな買い物」なのではと感じました。
「エシカル」という言葉を共通語として用いることで、地産地消、フェアトレード、オーガニック、或いは、エシカルファッション、食とそれぞれがバラバラなグループや分野のように活動するのではなく、共に繋がり合い一同に想いを共有できた貴重な場になったように思います。
このような貴重な場にご一緒させていただき感謝しております。
参加してくださった皆様、年末のお忙しい中で、足を運んでいただきまして本当にありがとうございました!そして、長丁場にも関わらず最後まで会場に残ってくださった皆様に感謝しております!
この場で生まれた繋がり。その一歩が未来にどんな風につながっていくのか。
とても楽しみです。
皆様の暮らしが、商品を作ってくれた人たちとの繋がりを大切に想えるような、そんな心あたたまる豊かなものになりますように。
(師走のお忙しい中、最後まで読んでくださりありがとうございます!)
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以下、今回事例紹介をされた登壇者の皆様:
*五十音順
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