友情の贈り物- Gift for celebrating friendship

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2017年ももうすぐ終わりですね。

皆様にとって2017年はどんな年だったでしょうか?

今年を振り返ってみると、お客様のあたたかい心に触れる事が出来た幸せな一年でした。

特に嬉しかった事は、贈り物にお選びくださるお客様が少しずつ増えてきたこと。

奥様だったり、大切なご友人だったり。

そんな中でも、とってもハートフルなお客様のお話を2017年の大切な宝物として、こちらに書き残しておきたいと思います。(*お客様了承済みです)

そのお客様(Sさん)にイヤリングをご注文頂いたのは8月初旬頃でした。Sさんの長年の親友へのバースディプレゼントとのこと。

「いつ頃までにお届けしたらよいですか?」と伺ったところ、

「12月です。」

(え?!)

「私(Sさん)と親友は、同じ12月生まれです。10年間、ずっと12月に2人でお祝いしてるんです。だから私は一年中、彼女に贈るプレゼントを探しています。特別なもの、これだ!って思えるものを毎年交換してるんです」

「無機質なものではなく、理由があるものを贈りたい。その積み重ねが日々の豊かさをつくっていくように思うから。」とSさんから丁寧なメッセージを頂きました。

JOËLのデザインは大ぶりなものが多いため、お客様が、
「親友が小顔だから、イヤリングが大きすぎないか?」
重さについても、「これがいいかな?あれがいいかな?」
と商品画像を送りながら一緒にやりとりさせて頂きました。
(ところで、大ぶりピアスは、小効果があるのですよ!)

その時間は、まるでお客様と一緒にサプライズギフトを選びのショッピングをしているような感覚で、本当に幸せなひと時でした。

そして、最終的にお選び頂いたイヤリングがこちらです ↓

– それから、5か月後 –

「親友が大喜びでした!」

お誕生日会のとっても素敵なお写真と共に報告のメールを届けてくれました。

大切に丁寧に育んでこられた繋がり、一つひとつの物語や贈る人の想いを、私も共に大切にしていきたいと思いました。

このピアスは(育児中で現地にはしばらく行けないと思い)現地と初めて遠隔コミュニケーションにより企画制作したもの。

お互い伝えようとしている事を勘違いして失敗したり、最初は手探りでコミュニケーションしながら、協働で制作した作品でした。

ダイバーシティ、そこから生まれる新たなアイディア。

私にとっても思い出深い作品になり、今度、現地で働く彼女たちに会えた時にシェアしたい物語が今回また一つ増えました。

私は、作り手の真心を感じて頂けるような人と人との触れ合いを大切にした仕事をしていきたい、とかねてから思っていました。

おかげ様で、そんな願いを今年は少しずつ叶えさせてもらえたように思います。

(JOËLのアクセサリーは、チリの女性たちにより創作されており、売上金の一部は、ハンディキャップや難病に苦しむ子どもたちを支える団体の活動費に充てられています。)

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最後になりましたが、この仕事を通じて素晴らしい人々と出逢いを重ねる事ができ、ありがたく思っております。

新年が皆様にとって愛と希望に満ち、健康にも恵まれますよう、心からお祈り申し上げます。

感謝の気持ちを込めて。
2017年12月31日
JOËL  猪岡愛佳

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