年末のご挨拶

今年も大変お世話になりました。

応援していただいたお客様、ボリビアやチリの女性達の商品をお客様へお届けする場、お客様と繋がる機会をくださったショップオーナーの皆様、お忙しい中でJOËLらしさを表現した写真を撮影してくれた仲間、そしてファミリーのような仲間、家族、全ての方々のおかげで、JOËLの活動を続けることができました。

心より感謝申し上げます。

長引くコロナ禍の影響で、作り手の女性達はものづくりの仕事では生活していくことが出来ず、他の仕事も探しながらも逞しく生き抜いていました。
(コロナ禍の影響だったのかもしれませんが)ご家族を失った作り手の女性もいました。共に歩む者として、自分はどう向き合っていけるのかと日々考えていました。結局、春にJOËLメンバー3人で商品企画していた新作は届かず年末を迎えることとなりました。ただ目の前の彼女たちの商品を届けることを続けていこうと、励まし合いながら活動を続けていくことができました。


これまで気づけないでいたことに気づけた一年でもありました。


(奥様のクリスマスギフトにとご注文いただいたグリーンのマフラー)

そんな中で、2021年は素晴らしい仲間が加わったことが一番の喜びでした。(SNSで「広報のGoroです!」でおなじみの!)五郎丸優子さんです。

会社員時代に苦楽を共にした友人が、自然な流れで手が届いていなかった広報を担当してくれることになりました。個人的なことで彼女が深い悲しみ、逆境の中で生きる時も、変わらず太陽のような明るさで発信し続けてくれました。
その在り方に、言葉では表現できないほど「生きる力」を教えていただきました。

おかげで、私はこれまで手が届かないでいたけれどずっとやりたかったことに少しずつ向き合うことが出来ました。
貧困問題やフェアトレードについて、今年後半は研究活動を少しずつ始めていました。
何も言わず見守ってくれたメンバーのRikaさんへここに深い感謝の想いを書き残しておきたいと思います。



20代の頃、微力ながら国際協力の仕事を経験し、貧困が奪う生きる力、その人らしさ、その現実に対し何も役に立つことが出来なかった日々が活動の原点になっています。JOËLを始めた時、「同じ時代に生きる者として、共に支え合えるような未来に向けての仕事を生み出したい」祈るような気持ちで、小さな活動 JOËLを始めました。
あれから7年、事業はまだまだやることが山積みではありますが、7年間何とか続けてこれたことに、お客様、お気持ちを寄せてくださった皆様、かけがえのない仲間へ感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。

それでは、2021年は本当に本当にありがとうございました!
そして、2022年が、皆様にとって生きる力に満ちた幸せな一年になりますように祈っております。
どうぞ良いお年をお迎えください!!

JOËL 猪岡愛佳