https://joel.jpn.org/wp-content/uploads/2022/09/JOEL_Poster_Logo_Blue_A3_140429-212x300-1.jpg00aika@dminhttps://joel.jpn.org/wp-content/uploads/2022/09/JOEL_Poster_Logo_Blue_A3_140429-212x300-1.jpgaika@dmin2015-03-11 13:10:582015-03-11 13:10:583.11 から4年目を迎えて/ 4 years have just passed since the earthquake in 2011
チェンジザドリームファシリテータートレーニングに参加しました
チェンジ・ザ・ドリーム桜がとっても美しい今日この頃。
なんだか、自然に触れたくなったり、幸せな気持ちになれる季節です。
さて、今日は、先月チェンジザドリームシンポジウムのファシリテータートレーニングに参加してきたお話について綴りたいと思います。
このプログラムとの出逢いは約3年前。
私は、過去に政府で国際協力の仕事をしていたのですが、自分が留学時代に学んできたこと、現実とのギャップ、そして次から次へと起こる矛盾。
国際協力の世界を一旦離れようと決めた後も、ずっと様々な葛藤やモヤモヤが心の奥で続いていた頃でした。
世の中で起こっていることに対して、ただ痛みを感じながら生きていたくはない。
ずっとそんな風に感じていました。
このシンポジウムは、世界、80カ国で22万人以上の人が参加し、日本でも既に2500人以上の人が 参加している体験型プログラム。
グローバルとか国際協力とか、そういうことを教えてくれる場というよりは、まず世界中の力強い活動家の方たちの、心の奥に届く言葉や情報に共に触れ、感じていきます。
そして、その場からしか生まれないであろう、深くて、ありのままな対話。
人は、もっと今より良くなるのではないか、と必要以上に競争し合い、もっと、もっと欲しがってしまう。
いつしか日々の生活でいっぱいいっぱいになってしまったりするうちに、「全てはバラバラである」という現代社会の根拠の無い思い込み (unexamined assumption)の中で生きてしまいがち。
でも、「全ては本当は繋がっている」
では、私たちはいったい何をすれば良いのか、ということにエネルギーを注ぎがちですが、「何をするかではなく、まずは自分がどうありたいか」に焦点をあて、深めていくワークです。
今回ファシリテータ-トレーニングを通じ、人間らしく生きるということを見つめ直し、改めて、前に進む勇気を仲間にいただいたように感じています。
4月12日に、このトレーニングを終了したばかりのホヤホヤのメンバ-3名で、初めてシンポジウムを開催致します!
↓
*シンポジウムのお知らせ:http://kokucheese.com/event/index/278839/
シンポジウム紹介サイト:https://www.youtube.com/watch?v=omwpdiMZk74
チェンジザドリームシンポジウム HP: http://changethedream.jp/
また、どんな気づき、繋がり、希望が生まれるのか、楽しみです!
3.11 から4年目を迎えて/ 4 years have just passed since the earthquake in 2011
未分類今日は、3月11日です。
皆様、それぞれの場所で、それぞれの想いで迎えられたことと思います。
私は、あの東日本大震災から、もう4年の月日が流れたということを何だか信じられない想いで迎えました。
2011年3月11日、あの時、私はまだ会社員で、揺れるオフィスのテレビから流れる悲惨な映像を、今、同じ日本で起こっていることなのか、どう受け止めてよいか分からない状況で、ただ映像を前に立ちつくしていたこと、今でも鮮明に思い出されます。
JOËLのアクセサリーやお皿を作ってくださっているチリの職人さん達からも、以下2010年にチリで起こった大地震の現地写真と共に、暖かいメッセージをいただきました。
「私たちも、2010年にとても大きな地震で、多くの人たちの命を失った。それ以来、多くの若者たちがボランティアとして立ち上がり、助け合ってきた。だから、私たちも日本での地震のことをとても身近に感じ、悲しい気持ちで胸が痛かった。私たちは、遠い場所にいるけれど、繋がっているよ。」という内容のメッセージでした。
私は、震災後に「厳しい状況に今いる人の人生のために、もっと自分の命の時間を使えたら」という気持ちがより強くなっていきました。
それは必ずしも大きなことではなく、臆病になっていて、先延ばしにしていた・・伝えておきたい想い、言葉、やってみたいと思っていたこと、勇気を出して恐れず少しずつ前に進んでいくことが、いただいた命を大切することにつながると感じました。
そして、地球に対しもっと謙虚でありたい、そう感じました。
被災者の皆様、そして今なお厳しい生活をされている方のお気持ちは、私など想像できるものではないと思います。
自分の無力さを感じずにはいられません。
人は、人の悲しみに寄り添い、繋がりあうことで、悲しみや悔しさからほんの少し解放されたりしながら、生きていけるものと、改めて感じます。
これからも、今日の日を忘れることなく、日本や世界中の人たちが、もっと繋がり合い、それぞれの場所で生かされていることに感謝し、命を大切にして生きていけますように、と祈ります。
その気持ちを、今一度、ここに記しておきたいと思います。
あたたかなギフト: ボリビア→台湾→そして日本のお客様へ
現地職人さん, 贈り物今回は、ボリビアで手編みによって作られているアルパカマフラーについてシェアさせていただければと思います。
私自身、アルパカのぬくもりも好きですが、やはり編み手さんの誠実なお人柄、彼女の真心そのものが心にじんわりと伝わってきて、とても愛着を感じている品物です。
昨年クリスマスシーズンをとうに過ぎた頃に、かなり遅れてやっと!販売まで辿り着いたにもかかわらず、おかげ様で、多くの方にお届けすることができました。
その中で、先日、台湾在住の日本人のお客様から、ボリビアのアルパカマフラーをオンラインショップにてオーダーいただきました。
オレンジ色とブルー2カラーのマフラーの2点。
遠く離れたご両親へのプレゼントだそうです。
ご両親は、早期退職をされ、鍼灸マッサージのお店を開業されたそうです。開業当時は、お客様がちゃんと来てくれるのか、周りの方も含め不安だったそうですが、もう5年も続けておられる、とのこと。
ご両親は、人に価値を認められることよりも、自分がお客様に何をしたいかを、ずっと貫いてきたそうです。そんなご両親へギフトを、とマフラーを注文してくださいました。
こちらまで、ワクワクした気持ちになり、何だか満たされた想いで包装していました。
お客様と直接触れ合う機会が限られているので、このような温かいメッセージをいただくととっても幸せな気持ちになります。
もう春はすぐそこ。
きっと、マフラーの次回のオーダーは、次の冬になるのかなと思っています。このマフラーたちと共に、次はどんな物語を、想い出を刻んでいくのか、今からとても楽しみです。
そして、今度、編み手さんとお会いする時に、彼女たちに伝えることのできるお客様からいただいた物語。
世界は、人びとは、バラバラではない。
小さな物語のひとつ一つが、遠く離れた人とひとを繋いでくれる、そんな想いです。