ラテンアメリカフェスティバルを終えて

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11月25日に、ラテンアメリカフェスティバルに参加させていただきました。 ご来場いただきました皆様、誠にありがとうございました。 平日にも関わらず、多くの方にチリ大使館のブースにお立ち寄り頂き、作品に触れて頂く機会になりました。生産国であるチリで住んでいらした方々等、チリやラテンアメリカに繋がるそれぞれのストーリーをお聴かせ頂き、おかげ様で楽しいひと時を過ごさせていただきました。 常陸宮華子様もチリ大使館のブースに立ち寄ってくださったり、アルゼンチンタンゴのショーが行われたり、日常からちょっと離れた空間で、華やかなひと時を過ごさせていただきました。 また、初めてチリ大使館の皆様、そしてMadre…

ラテンアメリカフェスティバルへ出店させて頂きます!

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毎年恒例の日本・ラテンアメリカ婦人協会主催の盛大なフェスティバル「ラテンアメリカフェスティバル」 ちょうど2年前に、当時暮らしていた浜松から1歳になる娘を抱っこして新幹線に乗って、客として訪れたラテンアメリカフェスティバル。 メキシコに住んで以来、ラテンアメリカの広大さ、自由さ、人懐っこさが好きで、このイベントで、明るくてフレンドリーなあの空気を吸いたいと思ったから。 会場は、私と同じように南米にご縁があったり、懐かしく思う人々で活気に満ちていました。 あれから2年、今度はフェスティバルでラテンアメリカの手仕事を紹介させて頂く事になり、先日、事前打ち合わせのために、チリ大使館に伺いました。 同じくチリで現地の女性により上質な羊革で手作りした鞄を展開されているMadre…

お取り扱い店のクロコアートさんのこと

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先日、JOËLの初めてのお取扱店であるCROCO ART FACTORYさんに商品を引き取りに伺って来ました。CROCO ART FACTORYさんは、JOËLとって、特別なお店です。 JOËLの活動を始めようとした時、恥ずかしながら商品を販売するという事自体、未経験な状態でした。 想いのままに、南米、チリ、ボリビアを訪れ、初めて作り手の女性達と出会った時、「取り扱って欲しい」と熱く頼まれた時、ただ何かを信じて一緒にやってみたい、という想いだけで沢山の商品を買って、スーツケースに入れるだけ詰めて来たところから始まりました。 その後、その商品の山を眺めながら、何から始めたらいいのだろう・・というのが本音でした。 そんな時に、ご縁をいただき色々とアドバイスしてくださったのがCROCO…

はままつグローバルフェアに出店しました♪

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改めまして、先週末、はままつグローバルフェアにお越しいただきました皆様、心より感謝しております。 おかげ様で、沢山のお客様と直接触れ合う機会に恵まれ、ひとつ一つ商品を手にとってくださり、色々とご意見やリクエストをいただけるのが本当にありがたく、とっても嬉しかったです! このイベントは、多くの人達に異文化、多様な世界と触れ合いをもってもらいたい。遠い国に思えても実はここ浜松では隣人達の故郷でもあったりする国のことを少しでも知ってもらいたい。 そんな国際協力をより身近に、そして楽しく、という想いで出店者やHICE(浜松国際交流協会)の方達が一体感を感じながら場を作り上げているのが、とっても魅力的なイベントです。 昨年同様、様々な言語が耳に心地よく飛び交い、浜松ならではの多民族国家ならぬ多民族cityを身近に感じた豊かで心地良い一日でした。 とっても、嬉しかったのは、先日授業を担当させて頂いた学校の先生や可愛い女子高生達が遊びに来てくれた事。 新たな出逢いもあり、笑顔いっぱいな楽しいひと時になりました^^ お客様、繋がる友人達、HICEの皆様、そしてお忙しい中で写真のパネルを作ってくださった、はままつフェアトレードタウンネットワークでいつもお世話になっている静岡文化芸術大学の下澤先生、本当にありがとうございました! また、皆様とお会いするのを励みに活動を続けていきます。 これからもよろしくお願いします! Special…

東京・谷中のギャラリーショップ「ザ・エスノース・ギャラリー」にて出店中です!

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いつも大変お世話になっているアルパカニットブランド・Maiteさんの展示販売会「ワクワクするあたたかい暮らし展」にて、JOËL の新色アルパカマフラーも販売いただいています! 展示販売会開催場所は、東京・谷中にあるギャラリーショップ「ザ・エスノース・ギャラリー」さん。 店名である、ethno…

アルパカマフラー・関わる人たちの想い

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「どんな人がこのマフラーを作っているの?」 と聞かれることがあります。 これまでなかなかお伝えできていなかったのですが、スーパーファインアルパカ100%マフラーを一つひとつ大切に編んでくださっているボリビアのTeofilaさんについて書かせていただきます。 (以下写真は、Teofilaさんの作業風景です。照れ屋さんで真面目な方なので作業中はなかなかこちらを向いてくれませんでした・・!) 彼女には、2人の娘さんがいます。 家計を支えるために、これまで編み物のお仕事を長年されてきた方です。 しかし、Eduardoさんのフェアトレード団体で働く前は、手作りで編んだ縫物を仲介人に言われるがままの値段で販売していたそうです。 当時は、その日食べていくためにお金が必要なので、どんなに安い価格であっても提示された金額を受け入れるしかなかったと話してくれました。 「今は、フェアトレード基準に基づいた対話による価格設定、代金の前払い等により生活がやっと安定してきた。」 「2人の娘さんも学校に通わせることが出来た。」と笑顔で話してくれたのがとても印象的でした。 私が工房を訪ねた時は、Teofilaさんは、恥ずかしそうであまり話してくれませんでしたが、いつも現地の状況をシェアしてくれたり商品の相談にのってくれる団体のマネージャー・Eduardoさんから(写真・下)、先日こんな話を伺いました。 「Teofilaさんが、この間、(私が送った店頭に並ぶ商品写真を見て)自分の作ったものが本当に日本で販売されていること、とっても喜んでいたよ。」 「何しろ、自分(Teofilaさん)の写真が、日本語の商品タグに載っていること、ビックリ仰天していたよ!」と話してくれました。 マフラーに付けているタグはコチラです。↓ このタグは、「人々にほほえんでいただけるデザインを生み出したい」という想いで幅広く活動されている、事業立ち上げ時から助けていただいているデザイナーの方が創ってくださったものです。 商品についているタグ。 この仕事をする前は、いつも商品購入後に捨てていました・・・。 (今は、何だか捨てられなくなりましたが・・) でも、以前アパレル業界の生産管理や商品タグなどについて教えてくださった私の尊敬している恩師が、 「たかがタグ、されどタグ」かもしれない。 すぐに捨てられてしまうものだけれど、その一つひとつに残るメッセージ、想いを大切に。 と仰っていたことを今になって思い出しました。 現地を模索する中で出会ったEduardoさん 一つひとつ大切にマフラーを編んでくれるTeofilaさん 彼らも、こちらでの活動によって笑顔になってくれました。 「人と人とのこころを結び、繋いでいく」というのはこういうことなのかな と、このお仕事を通じて感じています。 デザイナーさんや恩師の方に教えていただいたこと。 人との関わりを通じて繋がっていきます。 そして、何かを一緒に創りあげる時、そのプロセスの中で、もはや国や出身は関係なくなってくる。 そんな人間らしさを実感できた時の喜びの大きさ。 お客様にとってTeofilaさんのマフラーが、こころを温めてくれる、大切な想いを温めてくれる。 そんな存在になりますように。 *スーパーファインアルパカ…